梅のシロップは美味しい。
2023年11月上旬 1年生接木苗 を購入
以下、管理に必要な部分を編集・加筆して記載。
苗木の購入で、度々お世話になっている苗木部さんから。
| 開花時期 |
| 3月中旬~4月上旬 |
| 収穫時期 |
| 6月下旬 晩生品種 |
| 果実の大きさ |
| 大実 40~60g 豊産性あり |
| 果実の用途 |
| 漬け梅、梅干、梅酒 |
| 結果年数 |
| 2~3年 |
| 自家結実性 |
| 1本でもやや結実(花粉は多いが自家結実しにくいので、受粉樹はあったほうが良い。他の受粉樹にもなる。) |
| 推奨受粉樹 |
| 花香実、鴬宿、甲州小梅、紅さし、改良内田、小粒南高、竜峡小梅 |
| 最終樹高 |
| 地植え:6m ~ 10m(落葉高木) |
| 最終葉張り |
| 4m ~ 8m 半開帳性 |
| 育てやすさ |
| 日照条件:日なた、耐陰性やや弱い、 豊産性あり、耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:普通につく 害虫:普通につく |
| 芽吹き時期 |
| 4月頃 |
植え方・用土
秋~梅雨ごろまでが植え付け適期。開花期が早いので暖地では秋植えがおすすめ。
葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根を崩さないように植える。
梅の根は水はけが良い肥沃な土壌を好み、過湿に弱い。湿潤な土壌で日陰だと花が咲きにくくなり、立ち枝ばかりでる。
日当たりの良い場所に浅く植える。垂直に植えるよりも斜め70度くらいで植えると、Y字仕立てに作りやすく樹高も低く仕立てやすい。
地植えの場合は、堆肥とパーライトを土に混ぜて植えると良い。
植え付け間隔は広い場所があって、大きく育てる場合は5mくらい間隔をあける。コンパクトに育てる場合は2m間隔で植えて、剪定で調整する。
春の植え付け方法
2月ごろが植え付け適期。まだ寒い時期であれば根を少し広げ気味にして植え、葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根鉢はほぐさないで植える。
夏の植え付け方法
根をほぐさずに植える。秋の彼岸までは雨が降らないときは水切れに注意。
秋の植え付け方法
暖地では植え付け適期。秋植えすると次の生育期まで半年くらいあるので、水切れに耐える苗に育つ。まだ暑い時期は根をほぐさずに植え、気温が下がっている時期なら根を広げて植える。根がほぐれないときは無理にほぐさず植える。
冬の植え付け方法
冬も植え付けにいい時期。土が凍らない地域では冬でも大丈夫。多少の雪や霜は問題ない。寒さが心配な場合はマルチングする。
水やり
地植えした場合は雨が当たる場所では水やりは雨に任せ、よほど雨が降らないときだけ土が乾いたら与える。
肥料のやり方
肥料が多いとアブラムシがつきやすくなる。
おすすめはももの肥料などのバラ科専用に配合してある肥料。12月~2月ごろまでに寒肥として桃の肥料を与える。鉢植えでは6月に化成肥料を与える。
花芽の付き方
花芽は前年に伸びた枝の葉腋に花芽と葉芽が分かれて夏につき、翌春に開花し結実する。徒長枝は間引くか短く切り戻し、そこから短果枝を多めに出させるようにする。
剪定方法
Y字仕立てや開帳自然形の樹形を目指す。
地際から40cmくらいで切り詰め、主幹から20cmおきに120度くらいの角度で斜めに2~3本の枝を伸ばさせて木が広がるように育てる。
3年目以降は徒長枝は日あたりを悪くするので生え際で切る。
樹勢が落ち着いたら徒長枝も翌年以降の短果枝を出させるための枝に使うので、
徒長枝はすべて生え際で間引くのではなく、翌年以降用にいくつかは生え際から20~30cmくらいで切る切り戻しをしておくとよい。
横に伸びる徒長枝は生え際から3/4程度残して切るか、枝の広がりが過ぎるようであればもう少し短くしてもよい。
切る位置に迷ったら、枝先をつかんで曲げ、その曲がり目のところで切るのが目安。
梅切らぬバカというように、毎年冬に剪定する。年賀状を出す前に剪定は終わらせておくとよい。
樹幹内部まで日あたりが良くし、横に広がりすぎる場合は剪定でコンパクトに仕上げていく。なるべく横向きの芽を伸ばし、立ち上がる上向きの芽は生え際で切る。
収穫後の夏の剪定も翌年の豊作のために重要。
横から見て真上に伸びる徒長枝を生え際で切るだけ。
ただし、樹勢が弱い木(枝が勢い良く伸びない木)や夏の乾燥がひどいときはかえって木が弱るので控える。
枝を横に伸ばさせて、フェンス仕立てにするのもおしゃれでコンパクトに仕上がる。
その他豆知識
摘果せずにならせすぎると果実が太らず小ぶりになるので、余分な果実は摘果する。
生理落果が終わる4月下旬から5月上旬ごろに行う。
目安は葉15枚に1果ですが、葉が出そろわないうちに果実がつくので5~10cm間隔に1果を目安にする。
梅酒やシロップ漬けの果実は青くかたい時期に収穫しても良いが、雨が降るごとに果実が肥大するので、緑の色が少し抜けてきたくらいの大きな果実から収穫すると小さい果実も次第に太り始める。
梅干し用は熟した果実のほうが漬けたときに柔らかくておいしいので少し黄色くなってから収穫しよう。
とくに完熟した南高で漬けた梅干しは口の中でとろけるので、梅干し用の品種は早めに草刈りをしておいて、木の下にネットを張り、落果したものから収穫すると完熟梅干しが作りやすくなる。
病害虫の予防法
4月頃からアブラムシや黒星病に注意。発生しだい消毒する。アブラムシの駆除はベニカなどの殺虫剤で駆除する。黒星病などの病気にはGFベンレート水和剤などの殺菌剤で消毒する。
育て方のまとめ
梅切らぬバカ。剪定は冬に行い、夏も徒長枝を取り除く。